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- ベトナム初の累計生産台数70万台に到達
- 地場企業13社がサプライチェーンに参加
- ベトナム初の累計販売台数100万台目指す
トヨタベトナム(TMV)は19日、ベトナムにおける自動車の累計生産台数が70万台に達したと発表した。これにより、同社はベトナムで初めて生産規模が70万台に到達した自動車ブランドとなった。
トヨタベトナムの工場は1995年に設立され、翌1996年に生産を開始した。当初の年産台数は212台(1日当たり2台)だったが、現在では2万7000台(同108台)となっている。2003年にはプレス工場の稼働を開始し、プレスから溶接、塗装、組み立て、検査までの5工程すべてを自社工場で行う国内初の自動車メーカーとなった。
同社はベトナムで、◇ヴィオス(Vios)、◇イノーバ(Innova)、◇フォーチュナー(Fortuner)、◇ヴェロッツ・クロス(Veloz Cross)、◇アバンザ・プレミオ(Avanza Premio)の5車種を生産している。
このうち、2024年の「ヴィオス(Vios)」の販売台数は1万4210台で、同年のベトナムの自動車市場におけるブランド別販売台数で5位、トヨタの中ではトップとなった。
トヨタベトナムは、地場企業支援や環境保全、交通安全啓発活動にも注力している。また、13社の地場企業が同社のサプライチェーンに参加し、1000点近い部品を現地調達している。
同社は、全国49省・市で86のディーラー、ディーラー支店、認定サービスステーションの店舗網を展開している。同社は今後、ベトナムの自動車ブランドとして初の累計販売台数100万台を目指す。