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- 特定技能外国人の退職理由と傾向を調査
- 退職者のうちベトナム人材の割合は78.3%
- ベトナム現地の賃金上昇が影響と推察
株式会社マイナビグローバル(東京都千代田区)は、特定技能外国人の退職理由と傾向に関する調査結果を発表した。
同社が支援する就労中の特定技能外国人のうちベトナム人材は64.5%を占める一方、退職者におけるベトナム人材の割合は78.3%で、退職者に占めるベトナム人材の割合が13.8pt高かった。
特定技能外国人の退職者の退職理由として最も多かったのは「業務・職場の不満(31.4%)」で、次に「給与の不満(29.1%)」、「結婚・妊娠・母国の家族都合(21.4%)」と続いた。
一方、ベトナム人材の退職理由は「給与の不満(31.8%)」が最も多く、他国籍の外国人材に比べて多い傾向が見られる。これは、ベトナム現地の賃金上昇が影響していると推察される。「給与の不満」のほか、「業務・職場の不満(31.4%)」、「結婚・妊娠・母国の家族都合(22.6%)」などが続いた。
なお、調査対象は、マイナビグローバルが登録支援機関として支援する特定技能外国人のうち、2023年7月1日から2024年6月30日までの期間に退職した人。調査方法は対面またはオンラインでのヒアリング、調査対象者数は350人となっている。