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- 「ソラ・ガーデンズIII」、28年竣工予定
- 「ザ・ネスト」、26年竣工予定
- 商業施設「ミドリパーク・スクエア」拡張
東急株式会社(東京都渋谷区)の子会社で東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市の開発を手掛けるベカメックス東急(BECAMEX TOKYU)は今冬、ビンズオン新都市で新たに2つの分譲マンションを着工する。
着工するのは、「ソラ・ガーデンズIII(SORA gardens III」と、「ミドリパーク ザ・ネスト(MIDORI PARK The NEST)」。
同社はビンズオン新都市で、「ソラ・ガーデンズエリア(SORA gardens Area)」、「ヒカリエリア(Hikari Area)」、「ミドリパーク(MIDORI PARK)」の3つのエリアを開発し、現地の文化・慣習と融合したまちづくり「東急ガーデンシティ」プロジェクトを推進している。
「ソラ・ガーデンズIII」は、住宅商業エリア「ソラ・ガーデンズエリア」に位置する総戸数1074戸の分譲マンションで、2028年に竣工・引き渡しを予定している。
2015年竣工の「ソラ・ガーデンズI(SORA gardens I)」、2021年竣工の「ソラ・ガーデンズII(SORA gardens II)」に続く「ソラ・ガーデンズ」シリーズの最高峰として、エリア最高層の39階を誇る。敷地面積は約1万4000m2、延床面積は約18万2000m2。販売価格は2ベッドルームの平均が約55億VND(約3300万円)台を予定している。
「ミドリパーク ザ・ネスト」は、住宅エリア「ミドリパーク」に位置する地上25階建て、総戸数972戸の分譲マンションで、2026年冬に竣工・引き渡し開始を予定している。
10月に竣工した「ザ・グローリー(The GLORY)」、2025年秋竣工予定の「ザ・テン(The TEN)」に続く「ミドリパーク」で5つ目の住宅プロジェクトとなる。
ベトナム国内の若い世代で「初めてマンションを購入する世帯」をターゲットとし、広々としたキッズプレイルームやパーティールームなど豊富な共用施設を用意する。敷地面積は約1万1000m2、延床面積は約10万6000m2。販売価格は2ベッドルームの平均が約22億VND(約1300万円)台を予定している。
「ソラ・ガーデンズIII」と「ミドリパーク ザ・ネスト」の竣工により、ビンズオン新都市の人口は約4000人増加する見込みだ。
同社はさらに、住民の生活環境の向上に貢献すべく、2019年開業の「ミドリパーク」内の商業施設「ミドリパーク・スクエア(MIDORI PARK SQUARE)」を拡張する。拡張後は、以前の10倍以上にあたる敷地総面積約1万9000m2となり、新たにイオンベトナムのビンズオン新都市2号店となる食品スーパーが出店する。拡張部分の工期は2025年3月から2025年中旬まで、拡張エリアの開業は2025年秋の予定となっている。