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- 学術研究や教育などにおける国際交流
- 学部生の交換留学プログラム推進
- パートナーシップを全学規模で発展
横浜市立大学とハノイ大学(Hanoi University、ハノイ市)は11日、学術研究や教育などにおける国際交流、特に学部生の交換留学プログラムの推進を目的とした大学間の包括的覚書および交換留学にかかる協定を締結した。
両大学は2023年2月、横浜市立大学国際マネジメント研究科とハノイ大学日本語・日本文化コラボレーションセンターとの間で、研究交流や海外フィールドワークを通じた学生交流を促進するため、部局間の包括的覚書を締結している。
今回の協定締結により、これまでの交流実績を基に、両大学のパートナーシップを全学規模でさらに発展させ、国際交流を一層深めていく。
両大学教員の間では、医療・介護における外国人労働者や日越の医療・介護制度および経済活動に関する共同研究などを踏まえ、合同研究発表会などを通じて交流を深めてきた。
これにより、部門を限定しない全学レベルでの交流、学生の長期留学を可能とする交換留学プログラム開始への機運が高まり、今回の大学間の包括的覚書および交換留学にかかる協定の締結に至った。
大学間の包括的覚書では、◇教職員の交流、◇学術資料および情報の交換、◇学生の交流、国際研究および教育活動への協力、◇その他の事項について協力・連携する。
また、交換留学にかかる協定では、◇交換学生数:年間留学2人・半期留学4人、◇学費の相互免除、◇今後の取り組みの事項について協力・連携する。
横浜市立大学にとって、ハノイ大学はベトナムで初めての交換留学先となり、2025年より交換留学を開始する予定。また、引き続き、海外フィールドワークや合同発表会などを通じて、国際交流・協働を深めていく方針だ。