ホーチミン日本商工会は26日、中国による南シナ海での石油掘削に抗議するデモで、一部が暴徒化し、日系企業を含む外資系企業が襲撃された事件で、日系企業の被害額を発表した。それによると、窓ガラスが割られたり、門を破られたりするなどの被害報告があったのは23社で、被害額は3億8749万ドン(約188万円)だった。
これは、ホーチミン日本商工会が会員企業703社を対象に今月20日から23日まで実施したアンケートで明らかになったもの。
但し、商工会に加盟していない企業や、加盟していてもアンケートに回答していない企業もあるため、実際の被害はこのアンケート結果を上回る可能性があると見られている。