パナソニックアジアパシフィックの塩川順久アジア中東アフリカ地域総代表は16日に行ったインタビューで、パナソニックグループがベトナムを有望な投資先の一つと捉えているとコメントした。16日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
それによると、同グループはチャイナ・プラスワンの有力な候補としてベトナムを挙げている。同グループは昨年、ベトナムでの生産拡大プロジェクトを発表し、ベトナムをグローバル戦略の重要な一角と位置づけた。
同グループは現在、紅河デルタ地方フンイエン省の第2タンロン工業団地に工場を建設中で、2013年に稼動を開始する予定。同工場では環境にやさしい製品づくりに注力していく方針。