ペトロベトナムグループ(PVN)はこのほど、北中部タインホア省で同社と出光興産、三井化学、クウェート国際石油(KPI)が出資して建設を進めているギーソン製油案件の着工に向けた手続きが完了したと発表した。15日付カフェエフが報じた。
一方、政府からの同案件向け優遇政策案は、まだ策定中で、PVNは優遇案がまとまった後、建設を着工する見込み。同案件は製油所だけでなく、石油化学工場も併設した複合施設で、投資総額は60億米ドル(約4850億円)。PVNは今後、タインホア省ギーソン港と所有する他港の能力を増強し、同案件向けの輸送拠点とする方針。