ベトナム海運局は14日、ベトナム政府と日本政府がハイフォン港を国際港湾に発展させることを目指し、埠頭2か所の増設案件を実施するため、11月上旬に有償資金協力協定に調印することを明かした。
同案件の投資総額は8億ドル(約650億2400万円)、この内、6億ドル(約487億6800万円)はベトナム政府資金から拠出される。
ベトナム航海総公社(ビナラインズ)は伊藤忠商事、日本郵船(NYK)、三井建設等の日系企業と協力し案件を実施する。同案件の完了後、ハイフォン港湾では積載貨物量10万DWTまでの船舶受け入れが可能となる。2012年に施工開始を予定しており、運営開始は2014年になる見通し。