ファミリーマートと地場卸大手フータイグループが、今年9月をめどに合弁会社を設立することが明らかになった。フータイグループ取締役会のファム・ディン・ドアン議長によると、合弁会社設立に関する覚書はすでに調印済みで、資本金額や代表者は今後決定されるが、フータイが最大出資者になることは決まっているという。
年内に1号店を、来年半ばまでに4店舗をホーチミン市に出店する計画で、いずれも合弁会社の直営店となる。これらの店舗はいわば実験店で、ハノイ市や中部ダナン市への店舗展開は、実験店の運営状況を確認してからのことになる。また、各実験店ではレジや商品の配置を変えて、買い物客の反応をみるという。