ホーチミン市環境総局などは、環境保護対策の一環として、2015年までにビニール製レジ袋を4割削減することを目指し、レジ袋の無料配布を中止(有料化)するよう商業施設やスーパーマーケットを始めとする小売業者に呼びかけている。16日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
資源環境局廃棄物リサイクル基金が行った最近のアンケート調査によると、市民の70%がレジ袋を削減する必要があると認識し、30%がレジ袋の無料配布を中止する必要があると回答した。
なお、同市には現在、市場が230か所、スーパーマーケットが80店舗、商業施設が17か所あり、1日当たりのレジ袋使用量は32tに上る。更に市内では毎日70tのレジ袋が捨てられているという。