刑法改正案は第12期国会の第7回国会で採択され、7月1日から施行される。改正される法案のなかには死刑に関するものも含まれており、処刑の方法が銃殺刑から致死薬注射による薬殺刑に変更されるという。13日付ダットベト紙電子版が報じた。
国会司法委員会のレー・ティー・バー主任は、現在多くの国が致死薬注射を処刑方法としており、死刑囚の肉体的な苦痛が少なく、遺体の外面的な損壊がないことから、死刑執行員と死刑囚の遺族の心理的負担が軽減できるとしている。
また、改正法第60条1項では、死刑囚の遺族は特定のプロセスを踏むことで、死刑囚の遺体或いは遺灰を持ち帰ることを認めるとしている。