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南部解放記念日(4月30日)とメーデー(5月1日)を祝う打ち上げ花火について、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で中止を決定する自治体が多い中、南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は引き続き、打ち上げ花火を実施する方針を示した。
同省人民委は打ち上げ花火の実施に向け、参加者らに対して、公共の場でのマスク着用など保健省が規定する感染症対策を順守するよう求めた。
これに先立ち、ホーチミン市、東北部地方クアンニン省、南中部沿岸地方ダナン市などが、COVID-19対策で予定していた打ち上げ花火の中止を決定していた。
なお、4月16日付でカインホア省宛てに送付された政府の文書によると、同省ニャチャン市の4月2日広場とホンチェ島の2か所で打ち上げ花火(15分以内)を実施することが許可されている。
同省人民委員会は今回打ち上げる花火について、新暦2021年の正月に打ち上げを予定していた花火を使用する方針。新暦正月の花火はCOVID-19対策で中止となっていた。