(C) 国際交流基金, 女性アンドロイド「ジェミノイドF」 写真の拡大 |
国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは8月31日(土)、ハノイ市ホアンキエム区チャンティエン通り42番地の労働者劇場で、日越友好年の記念イベントとして、アンドロイド演劇「さようなら」を開催する。
アンドロイド演劇「さようなら」は、国際的に活躍する劇作家の平田オリザ氏とアンドロイド開発で世界の最先端を走る石黒浩教授(大阪大学)の長年にわたる芸術と科学の相互学術的な協力により生まれた人間俳優とアンドロイドの共演作。
同作品は、人間とアンドロイドが共存する近未来的な設定で、死を目前にした女性と、その語り相手のアンドロイドの会話劇を通して、人間らしさや人間の生と死とは何かという問いを投げかける。
ベトナム初公演となる今回の公演では、公演後に平田オリザ氏によるアフタートーク「アンドロイド演劇について」をベトナム語逐語訳付きで開催するとともに、世界初の試みとして、後日、別会場にて、ベトナム人の日本語学習者を対象に「アンドロイドと学ぶ日本語会話講座」(平田オリザ氏監修)を開催する。
日本語会話講座では、アンドロイドに親しんでもらう導入スキットから会話を始め、学習者自身が作成した会話モデルをアンドロイドと実習していくパイロット的な授業を展開する。
イベントの詳細は下記URLを参照。
http://jpf.org.vn/jp/2013/08/20/android-theatre-sayonara/