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シンセサイザー奏者・作曲家の喜多郎氏が21日、ハノイ市ノイバイ国際空港に到着した。喜多郎氏は2月24日(金)と25日(土)に北部紅河デルタ地方ニンビン省の古都ホアルー特別国家歴史文化遺跡区で開催されるベトナム人男性歌手ハー・アイン・トゥアン氏のコンサートで共演する。
「The Glorious Horizon」と題したコンサートでは、2人が最近レコーディングを行った新曲3曲が披露される。
今回、喜多郎氏を自身のコンサートに招待したトゥアン氏は現地紙のインタビューで、「幼いころから喜多郎さんの音楽を聴いていて、いつか共演できたらと心の中で思っていた」と話し、東京で初めての対面を果たし、喜多郎氏が共演を快諾した際の感動を語った。
喜多郎氏は1953年生まれで、1973年からアーティストとしての活動を開始。1994年には米国の映画「天と地」の音楽監督を務め、ゴールデングローブ賞の最優秀作曲賞を受賞した。現在まで日本はもちろん、世界的に活躍している。
トゥアン氏は1984年生まれで、2006年に歌手活動を開始。若手ながら多数の賞を受賞するなど、実力派の歌手として人気を集めている。なお、今回のコンサートの会場となるニンビン省はトゥアン氏の両親の出身地でもある。