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11月18日から27日にかけてフランスのナントで開催された第44回ナント三大陸映画祭で、ブイ・タック・チュエン(Bui Thac Chuyen)監督が手掛けたベトナム映画「輝かしき灰(原題:Tro Tan Ruc Ro、英題:Glorious Ashes)」が、グランプリの「金の気球賞(Montgolfière d’or)」を受賞した。同映画祭でベトナム映画がグランプリに輝いたのは今回が初めて。
同作品は12月2日にベトナム全国の映画館で公開された。
「輝かしき灰」は、ベトナムを代表する作家グエン・ゴック・トゥー(Nguyen Ngoc Tu)の小説を映画化したもので、ベトナム南部の海沿いの村を舞台に、3人のヒロインとそれぞれの男性との関係を描いている。
これに先立ち、10月24日から11月2日まで日本の東京で開催された「第35回東京国際映画祭(TIFF)」では、ベトナム映画として初めてメインコンペティション作品に選ばれ、チュエン監督や出演俳優たちが訪日し、映画祭のレッドカーペット、上映後舞台あいさつやトークイベントに参加した。