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(C) VIETJO, 落合賢監督(左)とニブ・フィッチマン氏(右) 写真の拡大 |
(C) VIETJO, (左から)べー・チャン、チー・プー、タイ・ホア、キム・リー、ジエップ・ラム・アイン 写真の拡大 |
日本人監督による初のベトナム映画「サイゴンボディガード(Saigon Bodyguards、Ve Si Sai Gon)」の公開が間近に迫った12日、ホーチミン市7区の商業施設「SC VivoCity(ビボシティ)」でワールドプレミアが開催された。
会場には、落合賢監督をはじめ、カナダ人プロデューサーのニブ・フィッチマン(Niv Fichman)氏、主演のキム・リー(Kim Ly)とタイ・ホア(Thai Hoa)、チー・プー(Chi Pu)、ベー・チャン(B Tran)、クオン・ゴック(Khuong Ngoc)、ジエム・ミー(Diem My)、ジエップ・ラム・アイン(Diep Lam Anh)らキャストが勢ぞろいした。
イベントでは、日本人として初めてベトナム出資及びオールベトナム人キャストのベトナム語映画を手掛けた落合監督がベトナム語でスピーチをする場面も。イベントのラストには映画の中でもたびたびネタとして登場する「ズンバ」ダンスが披露され、監督やキャストも参加し会場は大盛り上がりとなった。
同作品は、最強のボディガード2人組がミッション成功のためにホーチミン市内を駆け巡るというストーリー。キム・リーとタイ・ホア演じるボディガード2人組は、父親の死を機に大企業を継ぐことになった御曹司(べー・チャン)を守るというミッションを与えられるが、争いに巻き込まれ、御曹司が誘拐されてしまう。2人は路上で遭遇した御曹司に瓜二つの若者(べー・チャン)を後継者の身代わりにし、本物を探すため敵に立ち向かう。
アクションとコメディが満載な同作品、特にアクションは街中を爆走するバイクの上やサイゴン川に浮かんだ船上でも繰り広げられ、思わず手に汗を握ってしまう。また、キム・リーとタイ・ホアの相棒としての固い絆、そしてタイ・ホアの妹役を演じるチー・プーとキム・リーの恋の行方も見所だ。
「サイゴンボディガード」は、12月16日にベトナム全国の映画館で公開される。なお、16日の公開に先立ち、14日と15日の2日間にわたり、◇CGVシネマ、◇ギャラクシーシネマ、◇ロッテシネマなどで特別先行上映会が開かれる。英語字幕付き。