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日本人監督によるベトナム映画「サイゴンボディガード(Saigon Bodyguards、Ve Si Sai Gon)」が、12月16日からベトナムの各映画館で公開される。上映劇場は、◇CGVシネマ、◇ギャラクシーシネマ、◇ロッテシネマなど。公開に先立ち、ホーチミン市で14日に発表会が開かれた。
2013年公開の「タイガーマスク」や2014年公開の「太秦ライムライト」などを手掛けた落合賢監督が、日本人として初めてベトナム出資及びオールベトナム人キャストのベトナム語映画のメガホンを取った。
同映画は、サイゴン(ホーチミン市)を舞台に、大企業の後継者争いに巻き込まれた最強のボディガード2人組がミッション成功のために市街を駆け巡る、というストーリー。笑いとアクションシーンが満載な作品となっている。
キャストには、キム・リー(Kim Ly)、タイ・ホア(Thai Hoa)、チー・プー(Chi Pu)、ベー・チャン(B Tran)、クオン・ゴック(Khuong Ngoc)、ジエム・ミー(Diem My)、ジエップ・ラム・アイン(Diep Lam Anh)らベテラン俳優と気鋭の人気若手俳優を起用している。
落合監督は1983年生まれ。高校卒業後に渡米し、南カリフォルニア大学で映画製作を学んだ。大学卒業後は、アメリカ映画協会付属大学院(AFI)映画監督科で修士号を取得。
短編と長編合わせて30本以上の作品を国内外で監督し、ショートショートフィルムフェスティバルで東京都知事賞(「ハーフケニス」2009年)及び国土交通大臣賞(「井の中の蛙」2010年)、ローマ国際映画祭最優秀国際短編映画賞(「ハーフケニス」2009年)など数々の賞を受賞している。