(C) tabi-bunyo.com |
沖縄出身の報道写真家で、1964年から南ベトナム政府軍・米軍に従軍し、戦場カメラマンとしてベトナム戦争を世界に伝えた石川文洋氏のドキュメンタリー映画「石川文洋を旅する」が、日本各地で順次公開中だ。
2014年は石川氏がベトナム戦争従軍取材を始めてから50年の節目の年。同映画は、大宮浩一監督が企画、大宮映像製作所が製作したもので、石川氏の半生の軌跡をたどる映画となっている。上映時間は109分。
石川氏は、1938年に沖縄で生まれ、1964年8月に初めてサイゴン(現ホーチミン市)を訪問。ベトナム戦争を取材し、1970年の米軍によるカンボジア侵攻、1972~1973年の北爆、1975年のベトナム戦争終結などを撮影した。1998年には、ベトナム戦争写真展を日本の4都市で開催、その後同展で展示された全ての写真をホーチミン市の戦争証跡博物館に寄付している。
同映画は、東京都、神奈川県、愛知県、長野県、大阪府、兵庫県の劇場で順次公開中(福岡県と沖縄県は公開終了)。なお、東京都中野区のポレポレ中野では大反響につき再上映が決定し、9日と16日には劇場トークイベントも開催される。
劇場トークイベント概要
◇日時:
8月9日(土) 12:30の回上映後、14:40の回上映前
8月16日(土) 15:20の回上映後
◇会場
ポレポレ東中野(東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下)
◇ゲスト
8月9日:大宮浩一監督による舞台挨拶
8月16日:綿井健陽氏(ジャーナリスト/映画監督)×大宮浩一監督によるトーク
同映画の詳細、劇場情報などは下記URLを参照。