(C) dantri |
米国の映画配給会社がこのほど、レ・バン・キエット監督のホラー映画「路地の家」(ベトナム語名:Ngoi nha trong hem、英語名:House in the Alley)の劇場配給権を購入した。これまでにもベトナムの映画が米国の映画館で上映されることはあったが、米国の映画配給会社が劇場配給権を取得するのはこれが初めて。24日付ザンチーが報じた。
これにより、同作品は在米越僑が多い南カリフォルニアでの上映を皮切りに、カリフォルニア州全土、ニューヨーク州、テキサス州、バージニア州などで公開されるという。
同作品は、路地にある小さな家に暮らす若い夫婦の物語。穏やかな日常が、ある悲劇によって無残にも崩れていく。精神を病んだ妻役を演じるのは、若手実力派のゴー・タイン・バン。そんな妻を支える夫役をゴー・バオ・ソンが演じる。両者とも演技力に定評のある越僑俳優で、国内外から高い評価を得ている。