(C)tuoitre 写真の拡大. |
- 国際コンテナ積替港案件の投資方針承認
- 用地面積571ha、投資総額50兆VND
- カイメップ川河口の小島に建設
チャン・ホン・ハー副首相はこのほど、ホーチミン市カンゾー郡で計画されている国際コンテナ積替港建設案件に関する投資方針を承認した。
計画案によると、同積替港は、カンゾー郡カイメップ川(song Cai Mep)の河口にあるコンチョー小島(cu lao Con Cho)に建設される。用地面積は約571ha、投資総額は50兆VND(約3050億円)以上となる見通し。
同積替港の運営期間は投資方針承認から50年間。投資主は投資登録証明書の取得後5年間は案件譲渡が不可となる。
同案件は、地場サイゴン港[SGP](Sai Gon Port)とスイス・ジュネーヴに拠点を置く世界有数の海運会社MSC(Mediterranean Shipping Company)傘下のターミナル運営会社ターミナルインベストメント(Terminal Investment)の共同企業体(JV)が手掛けるもの。
なお、MSCグループは年間2300万TEU以上の輸送能力を誇り、世界の海運能力の18%を占めている。同社の輸送ルートは世界500以上の港を結んでいる。