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- ロボット研究開発事業への投資加速
- 子会社ビンモーションをハノイに設立
- 資本金62億円、ビンGが51%出資
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の取締役会はこのほど、多機能ロボットの研究開発・応用を手掛ける子会社「ビンモーション(VinMotion)」の設立を決議した。
子会社は、ハノイ市ロンビエン区の都市区「ビンホームズ・リバーサイド(Vinhomes Riverside)」にあるオフィスビル「シンフォニー(Symphony)」に本社を置く。資本金は1兆VND(約62億円)で、うちVICが株式51%を出資。VICは同子会社の設立について、2月中に株主への意見聴取を実施する予定。
これに先立つ昨年11月、VICはロボット研究開発子会社「ビンロボティクス(VinRobotics)」を設立した。こちらも資本金は1兆VNDで、出資比率は51%。同社はロボティクスや人工知能(AI)など先端技術の研究開発や技術移転を行い、産業やサービス、生活における生産プロセスの最適化や作業効率の向上のためのソリューションを提供する。