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- 国防省系の2社が事業提携契約
- 店舗2400か所で決済代行サービス
- 質屋チェーン「F88」とも業務提携
国防省系企業が株主の民間銀行軍隊銀行[MBB](Military Bank)は26日、同省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)との間で、決済代行業務での協力に関する事業提携契約を締結した。
これによりベトテルは26日から、携帯電話・タブレット端末・ノート型パソコン販売チェーン「ベトテルストア(Viettel Store)」の店舗約400か所と、宅配事業を手掛けるベトテル郵政株式会社(ベトテルポスト)の営業所約2000か所の計2400か所余りで、MBB顧客向け決済代行サービスの提供を開始した。
MBBの顧客は同行の店舗やATMを訪れる必要なく、ベトテルストアとベトテルポストの店舗・営業所で、入出金や送金などを行うことができる。MBBは最近、決済代行サービスについて、外部企業との事業提携を通してネットワークを拡大することで、顧客の利便性向上に努めている。
同行はこれに先立つ12月中旬、ベトナム最大規模の質屋チェーン「F88」との間で、「包括的な金融ソリューション」の提供に関する事業提携契約を締結した。これにより同行の顧客は、F88がベトナム全土で展開する店舗850か所以上で、入出金や送金などを行うことが出来るようになった。