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- バクニン省クエボー工業団地の工場
- 無人航空機の年産能力倍増、6万機目指す
- 23年4月に無人航空機の製造開始
米アップル(Apple)のワイヤレスイヤホン「エアポッズ(AirPods)」の製造パートナーである香港ゴアテック(Goertek)子会社のゴアテックビナ(Goertek Vina)は、北部紅河デルタ地方バクニン省クエボー工業団地にある電子製品・ネットワーク機器・マルチメディアオーディオ製品製造工場での無人航空機(UAV)の年産能力を倍増し、6万機を目指す計画だ。
同社は生産能力を増強するため、生産ラインを4本から8本に増やす予定。
同工場は2023年4月にUAVの製造を開始し、「Wing/7000 MP3」と「Wing 7000 W-B」の2種を生産、年産能力は3万機となっている。UAVのほか、ヘッドフォン、仮想現実(VR)ゴーグル、ドローン、スマートフォン用スピーカーなど、年間11億点の電子機器を生産している。
同社は2019年1月に初めて同工場の投資証明書を取得した。最新の変更は2024年11月に行われ、投資総額は約5億6600万USD(約890億円)となっている。