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- 中国に次いで2番目に大きい割合占める
- ベトナム事業の売上高、47億USD
- 20年にR&Dセンターをハノイに開設
米クアルコム(Qualcomm)がこのほど発表した年次レポートによると、2024年度(2023年10月~2024年9月)の売上高のうち、ベトナム事業が全体の12%に貢献し、中国(香港を含む)に次いで2番目に大きい割合を占めた。
同年度のベトナム事業の売上高は前年比+1億USD(約155億円)増の47億USD(約7300億円)となり、売上高全体の12%を占め、中国の66%を下回ったが、韓国の7%、米国の3%を大きく引き離した。
クアルコムは2020年に、東南アジア初となる研究開発(R&D)センターをハノイ市に開設し、無線技術(第4世代移動通信システム(4G)、第5世代移動通信システム(5G))、モノのインターネット(IoT)関連技術に注力している。また、南中部沿岸地方ダナン市にR&Dセンターを開設する計画もある。
クアルコムは1985年の設立で、無線通信製品とサービスの設計・提供を専門とし、世界中に約160の拠点を構えている。同社はチップ設計と人工知能(AI)の分野で世界最大規模の売上高を誇る主要企業となっている。