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- デンマークの海運大手が保税倉庫稼働
- ナムディンブー工業団地内に立地
- 最先端技術で業務効率と安全性を確保
デンマークの海運大手A.P.モラー・マースク(A.P. Moller - Maersk)はこのほど、北部紅河デルタ地方ハイフォン市の保税倉庫の稼働を開始した。同社にとっては、国内1か所目の保税倉庫となる。
倉庫は、同市のナムディンブー工業団地内にある物流施設「SLP Park」に位置。同市港湾地区および北部地区の物流の主要な戦略的立地にあり、北部における国際輸送ネットワークの物流拠点になると期待されている。
また、同倉庫はマースクの既存倉庫網や、同社のターミナル事業会社APMターミナルズ(APM Terminals)と地場ハテコ(Hateco)が共同開発したラックフエン港の水深コンテナバースとも連結している。
新たに稼働した倉庫では、最先端の技術を活用して業務効率と安全性を確保。ラックシステムや仕分けシステム、バーコードシステムなどを備えて、操作は高精度に自動化されている。