(C) Vietjet Air |
- 経由便で相互の路線網に接続可能に
- 技術開発とデジタル化の促進で協力
- 将来的な協力機会の模索に期待
格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)を公式訪問していたファム・ミン・チン首相の立ち会いの下、UAEの大手航空会社エミレーツ航空(Emirates)との間で、貿易・観光促進に関する提携合意書を締結した。
合意によると、エミレーツ航空の乗客はハノイ市とホーチミン市、南中部沿岸地方ダナン市を経由してVJCの路線網に接続できるようになる。一方、VJCの乗客はドバイハブ経由でエミレーツ航空のグローバルネットワークにアクセスすることが可能となる。
双方はまた、航空業界における技術開発とデジタル化の促進でも協力する。
エミレーツ航空のアドナン・カジム副会長 兼 最高商務責任者(CCO)は締結式で、ベトナムを観光・貿易促進に向けた潜在的な市場だと評価するとともに、VJCとの協力によりベトナムにおけるエミレーツ航空のプレゼンスを拡大するほか、将来的な協力の機会を模索することに期待を寄せた。