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- EV教習・運転試験サービスの「ビンDT」
- ビンファスト製EVを使用してサービス提供
- GSMのタクシー運転手になる機会提供
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)のファム・ニャット・ブオン会長は24日、国内初となる電気自動車(EV)専用の教習サービスと運転試験サービスを提供する会社「ビンDT(VinDT)」を設立したと発表した。
ビンDTは、VIC傘下のEVメーカーであるビンファスト(VinFast)のEVのみを使用して教習・運転試験サービスを提供する施設を全国20か所に設置する計画。教習生はEVに関する正しい知識や技能を身に着け、ガソリン車やディーゼル車に比べEVの優れた点を理解できるようになる。
ただし、同社には運転免許を発行する機能はなく、免許を取得するには従来通り教習と運転免許試験を受ける必要がある。
ビンDTは、ビンファスト製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)と協力して、教習生にGSMのタクシー運転手になる機会を提供する。
ビンDTのグエン・フオン・ザン社長は、「EVはベトナムで増加傾向にある。当社が誕生したのは、多くの人にEVの運転スキルを学ぶ機会を提供し、それを通じて個人の生活の質向上と国の持続可能な発展に貢献するためだ」と強調した。
同社は年内に北部・中部・南部で教習施設の教官と教習生を募集する予定だ。