(C) Vietjet Air |
- 米投資会社キャッスルレイクと合意書
- 総額5.6億USDのA321neo型機4機向け融資
- 23年に完了した3機向けの融資に続くもの
格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はこのほど、アイルランドを訪問したトー・ラム書記長 兼 国家主席の立ち会いの下、米投資会社キャッスルレイク(Castlelake)との間で、総額5億6000万USD(約820億円)のエアバスA321neo型機4機向け融資に関する合意書を交わした。
キャッスルレイクは、米エアバス社(Airbus)が2024年内にVJCに引き渡す新世代ワイドボディ機のA321neo型機4機向けに融資を行う。今回の合意書は、2023年に完了したエアバスA321neo型機3機向けの融資契約に続くもので、将来的な協力の基礎となる。
キャッスルレイクのパートナーシップ及び航空部門担当の最高商務責任者(CCO)であるクリス・バックリー氏は、ベトジェットエアとの良好な関係を継続できることや、ファイナンシャルリースソリューションを通じてベトジェットエアの質の高い航空サービス提供に協力できることを名誉に思うと述べた。
キャッスルレイクは2005年の設立で、世界60か国・地域の航空会社約200社と協力関係を構築しており、650件以上の航空機向け融資を提供してきた。