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- 6月末までに商業運転開始予定もまた遅延
- メトロ3号線の高架区間の完成率は100%
- 関連当局による監査・検収作業が進行中
ハノイ市で建設中の同市都市鉄道(メトロ)3号線(ニョン~ハノイ駅区間)案件は、6月末までに商業運転を開始する予定だったが、7月に入った現在も進展していない。開業が遅れたのは今回で13回目。
同市メトロ管理委員会(MRB)によると、メトロ3号線の高架区間の完成率は100%に達し、試運転および各パッケージの検収も既に完了している。6月半ばには当局から技術的な安全認証も取得したが、他の関連当局による監査・検収作業が進行中であるため、予定通りに開業できなかったという。
メトロ3号線は全長12.5km、うち高架区間が8.5km、地下区間が4km。高架駅8か所、地下駅4か所を設置する。
同案件は2010年9月に着工し、2015年の完成を予定していたが、進捗は9年遅れている。投資総額は当初の18兆4080億VND(約1170億円)から30兆VND(約1900億円)へと膨らんでいる。