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- ブンタウ工場の年産能力5億L引き上げ
- 2025年10月から正式稼働を予定
- ビールや発酵果汁飲料などを生産
オランダ系ビール大手のハイネケン・ベトナム・ブルワリー(Heineken Vietnam Brewery)は、東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市にある工場の増強を計画している。
年産能力を5億L引き上げて16億Lとする予定。同工場はハイネケンにとって、東南アジア最大の生産拠点となっている。同工場ではビールだけでなく、発酵果汁飲料も生産する。
同社は2023年6月にブンタウ工場の拡張に関する投資許可証を取得。拡張のための投資額は5億4000万USD(約860億円)で、2025年4~7月期に試運転、その後、10月から正式に稼働を開始する計画。
ハイネケンは先日、南中部沿岸地方クアンナム省にある工場の操業を一時停止したが、増強後のブンタウ工場の年産能力は、クアンナム工場の2倍の規模となる見通し。