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ベトナム国家銀行(中央銀行)は22日、35億USD(約3960億円)を新たに買い入れ、外貨準備高(ゴールド含まず)を過去最高額となる510億USD(約5兆8000億円)とした。バンベト証券[VCI](Viet Capital Securities=VCSC)のレポートで明らかになった。
これにより、外貨準備高は一般的に最低限必要だとされる「輸入額の12週間相当分」を超えた。
外貨準備高の一連の積み増しの要因として、海外直接投資(FDI)や輸出額の堅調な増加に加え、国営企業からの出資金回収により外貨の供給量が増えていることが挙げられる。
中央銀行のレ・ミン・フン総裁はこれに先立つ21日に、外貨準備高が480億USD(約5兆4000億円)になったと発表していた。