通信・IT分野最大手FPT情報通信[FPT]傘下のFPT情報システム(FPT IS)は6日、ベトナムの鉄鋼企業向け統合基幹業務システム(Enterprise Resource Planning =ERP)「FPT.SAP iFESS」の開発に成功した。
同社によると、同システムの開発に約10か月を費やしたという。「FPT.SAP iFESS」は、ERP提供大手として知られる独ソフトウェア会社SAP傘下のSAPアジア・パシフィックにより認定を受けている。ベトナムの企業が国際基準を満たす専門的なERPの開発に成功したのは今回が初めて。
同システムには、営業、会計、購買、原料保管、製造などビジネスを取り巻く全ての業務に対応しており、導入する企業は時間や費用を大幅に削減することができる。