ドイツのEABグループと総合サービス生産貿易株式会社(TRASESCO)は、メコンデルタ地方チャビン省ズエンハイ郡沿岸にて風力発電所建設案件を共同で実施すると発表した。5日付DVTが報じた。
同発電所は敷地面積420ヘクタール。総出力は30メガワット、年間発電量は7500万キロワットとなる見通し。これに先立ち両社は、ソクチャン省ビンチャウ郡の風力発電所建設案件向け投資認可を取得している。
ベトナムでは近年、再生可能エネルギーに対する関心が高まっている。現在、▽中部高原地方ラムドン省、▽東南部ビントゥアン省、▽メコンデルタ地方バクリエウ省――など主に中部と南部で風力発電所建設案件が進められている。