東南部バリア・ブンタウ省でこのほど、タンカンカイメップ深水港(第2期)が稼動を開始した。第2期のメインふ頭は長さ590メートル、コンテナヤードは面積は60ヘクタールと、第1期の倍の規模となる。16日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
同港の運営会社は、タンカンサイゴン社と商船三井(東京都港区)、韓国の韓進海運社、台湾の萬海航運公司との合弁会社タン・カン・カイメップ インターナショナル港社(TCIT)。
商船三井は、同港の稼動により、日本発ヨーロッパ向けサービス"JEX"を改編し、邦船社として初めて、ヨーロッパ航路でのベトナム直接寄港を開始した。