ボ・ホン・フック計画投資相は8日、ベトナム造船工業総公社(ビナシン)の経営破たん問題について、政府はビナシン再建に尽力しているものの、20日に償還期限を迎える債務6000万ドル(約50億2000万円)を始めとする債務に関してはビナシンがを自力で返済しなければならないと言及した。8日付べトストックが報じた。
フック氏の発言からは、ビナシンは政府から莫大な債務に対する返済の支援が受けられないことが読み取れる。もし返済が滞る事態にでもなれば、ベトナム国内の全国営企業・グループの信用力低下に繋がりかねないと懸念されている。