現在、石油販売大手ペトロリメックス総公社(ペトロリメックス)、ベトナムオイル総公社(PVオイル)を始めとする国内の石油卸販売企業では製品を海外から輸入するための外貨が不足しており、南中部クアンガイ省のズンクアット製油所から石油関連製品を大量に購入している。4日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。
このため、一時は25万6000tに達したズンクアット製油所の在庫は、現在10万tにまで減少している。同製油所を運営するビンソン製油・石化社(BSR)のグエン・ホアイ・ザン社長は、国内のガソリン・石油需要に応じるため同製油所の稼働率を100~105%に引き上げていると明かした。