ラオスとベトナムは両国を結ぶ500キロボルト送電線の建設計画を進めており、順調にいけば2015年に完成する予定だ――。中部高原地方ラムドン省ダラット市で19日から始まった第28回アセアンエネルギー閣僚会議(AMEM28)に出席したラオス電力公社技術委員会の副委員長が明らかにした。
それによると、この送電線の建設によりラオス南部の複数の水力発電所から合計出力1000メガワット以上の電力をベトナムに送ることができるという。現在事業化調査(FS)が行われている。この事業はベトナムのソンダ建設総公社が中心になって実施、アジア開発銀行(ADB)も技術面と資金面で支援する予定。