英スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行はこのほど、ベトナムの下半期(7~12月)の国内総生産(GDP)伸び率について、第3四半期(7~9月)は6.9%、第4四半期(10~12月)は7.5%で、通年のGDP伸び率は6.7%になるとの予測数字を発表した。同行はまた、ベトナム経済の問題点としてインフレと貿易赤字を指摘、今年通年のインフレ率は9.5%に達すると予測している。貿易赤字については急増する心配はないとし、ベトナムドンと米ドルの為替レートも下半期から来年にかけて安定した動きをみせるとしている。