情報通信省は19日、ドンズオン通信株式会社(インドシナ・テレコム)を「仮想移動体サービス事業者(MVNO)」として認可した。これにより同社は国内8番目の携帯電話サービス事業者となった。
MVNOは無線通信インフラを他社から借り受けて独自のサービスを提供する事業者のことで、インドシナ・テレコムは軍隊通信総公社(ベトテル)の第3世代(3G)携帯網と他の携帯キャリアのGSM携帯網を利用する予定。
同社は先行する競合他社との差別化を図るため、付加価値サービスとインターネットを使ったサービスの提供を中心にすえる方針で、2010年第1四半期にサービスを開始する予定。