中部ダナン市人民委員会はこのほど、ダナン都市環境公社によるカインソンごみ処理場での医療廃棄物用焼却炉建設案件を認可した。投資額は34億3000万ドン(約1900万円)。この焼却炉では1時間当たり200キログラムの医療廃棄物やその他の有害な産業廃棄物を処理することができる。
同市資源環境局によると、同市の病院や医療施設からは1日当たり6.5~7トンの医療廃棄物が排出されており、このうち保健省の規定による危険医療廃棄物に分類されるものは850~900キロに上る。同市のいくつかの病院は医療廃棄物用の焼却炉を設置しているが、その処理能力は1時間当たり30~50キロ程度で十分とは言えないという。