統計総局がこのほど発表した2004年の生活水準調査によると、高所得者と低所得者1人あたりの賃金格差が拡大しているとした調査結果を発表した。
高所得者上位10%と低所得者下位10%の月収額を比べると、高所得者の月収額が低所得者の平均13.5倍となり、1996年調査時の10.6倍、1999年の10.4倍、2001~02年の12.5倍からさらに格差が広がっていることが伺える。
またこの格差は地域によっても異なり、南東部地方では14.4倍となっているほか、それぞれ紅河デルタ地方11.3倍、東北地方10.4倍、中部高原地方12.5倍、メコンデルタ地方10.5倍となっている。