文化スポーツ観光省は、新型コロナと安全かつ柔軟に共存していくための臨時措置に関する政府決議第128号/NQ-CPの実現に向けた観光分野ガイダンスを発表した。
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ガイダンスによると、十分なワクチン接種を完了、または新型コロナに感染して回復している場合、全ての感染流行状況レベル(1~4)の地域から訪れる観光客を、新型コロナ検査なしで受け入れ可能としている。
ただし、咳や発熱などの症状がある場合、または感染流行状況レベル3~4の地域から訪れる観光客のうち、地元当局から疫学調査の指示が出ている場合は、新型コロナ検査を受ける必要がある。なお、地元住民が地元の観光地を訪問する際は、新型コロナの検査を受ける必要はない。
観光客は、5K(◇マスク、◇消毒、◇間隔、◇大勢で集まらない、◇健康申告)を厳守しなければならない。観光地の感染流行状況レベルに応じた制限は以下の通り。
+レベル1:観光関連の各施設は通常通り定員100%で営業可能。
+レベル2:同じく定員100%で営業可能だが、遺跡・博物館の見学は1グループ25人未満に制限し、必要なソーシャルディスタンスを設ける。ガイドは1回以上のワクチン接種または新型コロナ感染から回復済みであることの証明が必要。
+レベル3:観光ツアーや屋内活動は25人未満のグループで実施。観光地の宿泊施設・飲食施設・送迎車の定員は通常時の50%以下とする。遺跡・博物館の見学は1グループ10人未満に制限する。
+レベル4:20人以上で集まる観光ツアーや屋内活動を停止。観光地の宿泊施設・飲食施設の定員は通常時の30%以下、送迎車の定員は通常時の50%以下とする。