建築業界で群を抜いたプレビュー数を誇る米国の建築デザインウェブサイト「アーキデイリー(ArchDaily)」にこのほど、南中部沿岸地方ダナン市の「ゴールデンブリッジ」を特集した記事が掲載された。
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記事では、「ダナン市の最高峰バーナー山の頂上に架かる独創的な建築の黄金の橋」として、橋梁の建築上の詳細情報や独創性についての評価が写真と併せて記載されている。
ゴールデンブリッジは同市郊外にあるリゾート型テーマパーク「サンワールド・バーナーヒルズ(Sun World Ba Na Hills)」のティエンタイガーデン内に建設され、6月に開通したばかり。
大きく湾曲したゴールデンブリッジは、橋梁を包み込むようにそびえ立つ巨大な両手が印象的で、山の麓やフランス村からル・ジャルダン・ダモール(Le Jardin D’Amour)フラワーガーデンへ行くためのランドマークになっている。
橋梁は海抜1414m、全長150m、幅12.8m。設計を請け負ったTAランドスケープアーキテクチャによれば、岩山から伸びる巨大な手は黄金のリボンを持ってル・ジャルダン・ダモールフラワーガーデンへ行く人々を道案内する「山の神の手」を表現しているという。
ゴールデンブリッジは、専門家らからマレーシアのランカウイ島スカイブリッジ(Langkawi Sky Bridge)と並ぶほどの独創性の溢れる橋梁だと高い評価を受けている。
また、開通早々から観光地としてのみならず新郎新婦の前撮り写真の撮影場所にも選ばれているほか、7月中旬にはウェディングドレスのファッションショーが開催され、「雲の上のランウェイ」になったことでも話題を集めた。
ゴールデンブリッジは「ArchDaily」のほか、イギリスの「ザ・スペース(The Space)」、フランスの「クリーピルズ(Creapills)」など世界各国の建築デザインウェブサイトでも相次いで特集されている。