ベトナム航空(Vietnam Airlines=VNA)は3日から、客室乗務員及びグランドスタッフ(地上勤務職員)の新制服を正式に導入した。VNAが制服のデザインを変更するのは15年ぶりのこと。女性のアオザイは全3色となっている。
(C) tienphong, 客室乗務員の新制服 |
(C) tienphong, グランドスタッフの新制服 |
女性客室乗務員の新制服は、ビジネスクラス担当が淡い黄色、エコノミークラス担当がターコイズ色のアオザイ。これらの色は、同社が6月末に受領した仏エアバス社の最新型旅客機A350 XWB型機の内装と合わせたもの。男性客室乗務員の制服は黒いスーツと淡い青のネクタイで、女性グランドスタッフの新制服は水色のアオザイだ。
新制服のデザインは、ベトナムを代表する女性ファッションデザイナーのミン・ハイン氏が手掛けた。同氏は6月、日本の「2015年(第26回)福岡アジア文化賞」の芸術・文化賞を受賞している。
これに先立ち、VNAは3月、一部の路線で新制服を試験的に導入して乗客の意見聴取を行った。試験導入の時点で女性客室乗務員のエコノミークラス担当は淡い青のアオザイだったが、ターコイズ色に変更された。