南中部フーイエン省人民委員会はこのほど、「2015年までの観光開発計画および2020年までのビジョン」を承認した。同計画への投資総額は13兆5700億ドン(約500億円)の見込み。8日付カフェエフが報じた。
同計画は、同省の観光開発を促進するため、観光向けインフラおよび宿泊施設を整備するもの。その他、◇同省の郷土文化を紹介する観光村の設立、◇独自の観光プログラムの開発、◇観光業向け人材育成などを行う。
また同計画では、2015年までに同省への観光客数を2010年時点の2.35倍に相当する85万人に増加させ、同省のGDPに占める観光業の割合を、2010年時点の3.6%から5.7%まで拡大させることを目標に掲げている。
さらに2020年までに観光客数を180万人とし、GDPに占める観光業の割合を7.3%まで引き上げる計画。
なお、同省は2020年までに同省の観光地◇スアンダイ湾、◇クモン湖、◇トゥーニャム・ビーチ、◇ダーディア海岸などの国家観光地区登録を目指している。