ハノイ市トゥーリエム郡の国家会議センター隣接地で6日、ハノイ博物館の落成式が行われた。同博物館は地上4階地下2階建て(総床面積3万平米)、最上階の4階部分が最も広い逆ピラミッド型の建物で国内最大規模の博物館とされる。2兆3000億ドン(約97億円)を投じて建設された。
1階には、リー(李)朝(1009~1225年)、チャン(陳)朝(1225~1400年)、レー(黎)朝(1428~1789年)時代の史料やタンロン遺跡(タンロン城王宮跡)の史料などが、2階には、タンロン以前となるアンズオン王時代のコーロア城に関する史料などが常設展示される。3階と4階のスペースは特別展用のスペースとして利用される。
オープン記念として来年の1月6日までは無料で入場できる。開館時間は午前8時半から午後5時半まで。休館日は月曜日。