サイゴン・ハムタン観光株式会社(SHTC)は7日、米マリオット・インターナショナルとの間で4つ星ホテル「コートヤード(部屋数200室)」の運営契約を締結した。SHTCは約1億5000万米ドル(約140億円)を投じて東南部ビントゥアン省ラージー町に「サイゴン・ハムタン観光区」を建設する予定で、ホテルはこの観光区内に建設される。観光区は2012年に開業の予定。
マリオット・インターナショナルによると、「コートヤード」ブランドのホテルはベトナムでは初めてとなる。同社は「マリオット」・「JWマリオット」・「ルネッサンス」・「レジデンスイン」・「コートヤード」など多くのブランド名でホテルを運営しているが、ベトナムでは現在ホーチミン市で「ルネッサンス・リバーサイド・サイゴン」と「ニューワールド・サイゴン」を運営中。今後2014年末までに「JWマリオット・ダナン」・「JWマリオット・ハノイ」・「マリオット・ニャチャン」の3軒のホテルがオープンする予定。