ホーチミン市で18日、タンソンニャット空港の新国際線ターミナルが、3カ月の試験運用を終え、正式オープンした。総面積約9万2000平米で3階建ての新ターミナルは、年間1000万人の乗客の受け入れが可能だ。また、ベトナムで初めて乗客の荷物を航空便ごとに自動判別するシステムを採用しており、出発手続きの短縮化に役立つと期待されている。
同案件の総投資額は2億1900万米ドル(約240億円)で、日本政府の政府開発援助(ODA)資金が活用されている。南部空港局によると、試験運用の3カ月間で合計2万7000便、乗客200万人を受け入れたという。