世界的大型ホテルチェーンのアコーホテルズは19日、南部フーコック島に、同社の高級ホテルブランド「グランドメルキュール」のリゾート施設である「ラ・ベランダ・リゾート&スパ」を8月に正式オープンすると発表した。グランドメルキュールのリゾート施設としてはアジア初となる。
420万米ドル(約5億円)規模のこのブティック・ビーチ・リゾートは、当初7月にオープンが予定されていたが、天候不良による工事の遅れなどにより8月下旬オープンの運びとなった。様々なクラスのホテルを展開するアコーホテルズのブランドの中で、グランドメルキュールは5つ星ホテル・ソフィテルと4つ星ホテル・ノボテルの中間クラスにあたる。
同社では、今年中にも中部ホイアンにグランドメルキュールリゾートを新たにオープンする予定だが、今後はノボテルやメルキュールといったミドルクラスのホテル施設についても全国展開してゆきたいと話しており、ハロン湾とニャチャンにノボテルをオープンする計画も明らかにした。