- ビンタン区ビンチドンB街区にオープン
- 広さ2000m2、書店やブックカフェなど整備
- 読書文化を市民に身近なものに

「第4回ベトナム書籍・読書文化の日」開幕に合わせて25日、ホーチミン市ビンタン区にブックストリートが新たにオープンした。
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ビンタン区ビンチドンB街区の高技術医療区内に設置され、広さ約2000m2に12の書店、ブックカフェ、屋外読書スペース、イベント用ステージや緑地が整備されている。
同区人民委員会のレ・ティ・ゴック・ズン副主席は、この施設は市の「読書文化空間開発計画」の一環であり、南部解放・南北統一50周年を祝う区の代表的事業の一つだとし、区内と市西部の住民が読書を楽しみ、知識を深める機会を提供することに貢献すると強調。「ビンタン区を訪れる観光客にとって魅力的な訪問先になるだろう」と期待を寄せた。
オープン当日にブックストリートを訪れた同区在住の女性は、「近くに住んでいてとても便利。子ども向けから大人向けまで多様な本が揃っており、敷地もきれいで、楽しい気分で読書できる。子どもたちにとって、スマートフォンよりも面白いこのような遊び場がもっと増えれば」と話した。
1区グエンバンビン(Nguyen Van Binh)通りのブックストリート、トゥードゥック市のブックストリートとともに、ビンタンブックストリートが読書文化を市民に身近なものにすることが期待される。